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【レポート:神﨑 裕一】

アオスタハイキング・ツールドモンテローザハイライト

ヨーロッパアルプス第2の高峰モンテローザの周囲を歩く「ツールドモンテローザ」。ヨーロッパでも人気のトレッキングルートの中でも特に景観のよい区間をハイライトとしてご案内します。


のんびりとした雰囲気のチェルビニア

まずは、マッターホルンを望む展望台観光と山麓にて足慣らしを兼ねてのハイキング。イタリア側ではモンテチェルビーノという名前に変わり、ツェルマットから見るのとは山の表情も大きく変わります。スイス側では団代ツアーなどで賑わっていますが、イタリア側は団体のハイキングツアーと会うことは滅多に無く、のんびりとした雰囲気で歩けます。


2日間の足慣らしが済んだらモンテチェルビーノに見送られるように、ツールドモンテローザのスタートです。時折岩に書かれた「TMR」の文字が目印です。ここからは2軒の山小屋泊が続きます。山小屋といってもシャワーがあり、ベッドもしっかり1人分のスペースが確保されます。そしてなんと言ってもイタリアの山小屋は食事が楽しみ。前菜、メイン、デザートとコースで提供されます。さらに嬉しいことにワインが安いです。早めに山小屋に着いたら、まずはビールで乾杯!そして夕食時にはワインを楽しむのがお勧めです。


 アヤス谷、グレッソネー谷を経て進むルートではカストールやリスカム、そして主役のモンテローザ山塊の景観を楽しめます。ツェルマットを訪れた事がある方は、同じ山々を反対側から眺める面白さもあります。ガビエット小屋を出た後はモンテローザに迫るプンタインドレン展望台へ足を延ばします。少し歩いてモンテローザから流れてくる氷河の上に立ってみて下さい。





マクニャーガではホテルに2連泊。1日はモンテローザ山麓のザンボニザッパ小屋へのハイキングにご案内します。モンテローザ山塊の主峰デュフールシュピッツェをはじめ4,500mを超える峰々を望む絶景ハイキングです。そして翌日はロープウェイを乗り継ぎモンテモロ峠へ。いよいよスイスへの国境越えです。モンテローザを背に遠く眼下に見えるマットマルク湖を目指し岩場を足元に気をつけながらくだるとゴールです。





モンテローザが主役のルートながら、エーデルワイスをはじめとした高山植物や食事も美味しく快適な山小屋泊といった部分も楽しんでいただける、お勧めのハイキングルートです。



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