Vail(ベイル)

最高のパウダーとグルーミングされた斜面。広大なスケールとレイアウトの豊富さは北米大陸No.1!

アメリカ・コロラド州、ロッキー山脈に囲まれたベイル。日本からはシアトルやサンフランシスコなどアメリカ西海岸の都市を経由して、デンバー空港からバスで約2時間20分の道程です。デンバーの街はマイルハイシティーとも呼ばれ、既に標高が1600mもあります。さらにベイルの街の標高は2500m。コロラドのスキー場全てに共通するのですが、このエリアの特徴はまずこのベースエリアの標高の高さです。

ベイルのゲレンデ

世界No.1といわれるパウダースノーの快適さ。最高のグルーミングコース。

昨今カナダやヨーロッパのエリアでさえ、地球温暖化の影響で雪不足が問題視されてきていますが、ベイルのベースエリアは2500mの高地にあり、雪不足の心配が非常に少ないのが第一の魅力です。抜群の雪質、グルーミングされた斜面、コブを残してある斜面、また少しコースから外れればパウダースノーの残るオープンスロープから林の中のコースまで、いろいろと滑り尽くしました。


スキー場の滑走面積は八方尾根の14倍、志賀高原の5倍以上。

世界中のあらゆるスキーリゾートを訪ねているスキーヤーは、ベイルの広大な滑走面積と、レイアウトの豊富さにまず驚かされます。とにかく スケールが大きく広い。山頂の標高3527mからベース地まで標高差1052m。滑走エリアの標高が高いため降雪が速く、11月から滑走が可能となっている。コースによっては毎朝整備された「グルーミングレポート」をリフト乗り場にて配付。さらに素晴らしいパウダーコースも多いので、ヘリコプターに乗らずしてヘリスキーと同じコンディションを楽しめる。どちらでもバンバン滑りたい方には最高だ。

ベイルスキー場 ブルースカイベイスン レジェンドバックボール ベイルヴィレッジン

スキーコースの山頂は3527mとレイアウトの豊富さによって滑り飽きないのがベイルの魅力。

スキー場のレイアウトは正面のフロントサイド、その裏のバックボール、さらにその奥にあるブルースカイベイスンの大きく3つのエリアに分けられます。フロントサイドは、丁寧にグルーミングされたロングコースが非常に爽快。毎朝整備された斜面がどこかわかるように、スキー場でマップにマークしたグルーミングレポートを配っているので、それを参考に朝一番はまだピステンの縦の線が残っている斜面を飛ばして滑るのも気持ちいいです。バックボールはオフピステの宝庫。グルーミングが入っているのは一部のコースのみで、バックボールにある合計7つのボール(お椀状の地形)ではすべて自然のままの状態で滑ることができ、かなりの確率でパウダースノーが楽しめます。一番奥にあるブルースカイベイスンは、グルーミングされた斜面とオフピステがいいバランスで、林の中を滑るツリースキーに疲れたら、グルーミングされた斜面にすぐに戻ってくることも簡単にできます。


ビーバークリークへのワンデイツアー。

ベイルに来たらお隣の有名リゾート「ビーバークリーク」での滑走ははずせません。バスで約20分のアクセスで行くことができる便利なロケーション、ベイル同様に標高差約1,000m以上の豊富なロングコースが特徴です。ワールドカップのダウンヒルのコースがあることからも充分な標高差が伺えます。あまりにもベイルが有名なためその陰に隠れがちですが、とても滑り応えのあるスキーエリアです。ベイルのリフト券はビーバークリークでも有効なので、滞在中1日はビーバークリークでの滑走を是非とお楽しみ下さい。

ビーバークリークビレッジ ビーバークリークビレッジ

ワールドカップも開催されるビーバークリークでダウンヒルを体感しよう。

ベイルよりバスで15分の距離にあるビーバークリークスキー場は、リフトパスも共通の姉妹スキー場。ベイルの陰に隠れてしまっていますが、ここも滑り応えのあるかなりいいスキー場です。毎年ワールドカップの男子ダウンヒルやスーパーGが行われることで名前を聞いたことがあるかもしれませんが、ワールドカップコースはもちろん、他のメインコースもきっちり整備されていて、しかもベイルよりも空いているので滑りやすいです。


高速クルージングを満喫

音部 隆則様

3月にもかかわらずベストの雪質と、とても丁寧にグルーミングされたバーンに痛く感動しました!!おかげで安心してロングコースの高速クルージングを満喫することができました。山頂裏側の広大なオフピステでは技量不足と体力不足もあって悪戦苦闘。でも楽しかったです。

音部 隆則様(千葉県)