スタッフのお勧めエリア

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ヨーロッパアルプスを知り尽くしたスタッフが、自分の足で歩いて見つけたお勧めエリアの情報です!

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ツェルマットからグリンデルワルトへの移動の途中にある谷、レッチェンタールをご紹介します。ブリーク駅(brig)からシュピーツ駅(spiez)の中間にあるのがゴッペンシュタイン駅。標高1216mのゴッペンシュタイン(goppenstein)からファフラーアルプ(fafleralp)までが奥深いレッチェンタールの谷です。ゴッペンシュタイン駅よりポストバスにてファフラーアルプ(約35分)までの道のり、途中の村(と言うよりは住民が少ないので集落)は、フェルデン(ferden)、キッペル(kippel)、ヴィラー(wiler)、ブラッテン(blatten)、終点のファフラーアルプまで続く奥深い谷です。更に最奥には、ラングレッチャー氷河があります。谷の奥からは、ラングレッチャー氷河からのロンツァ川(lonza)が流れていて、夏でも氷河の水は冷たく、ハイキングで歩いた後は非常に心地よい。


長い間、孤立していた谷であったため、昔ながらの古い文化そのままに、素朴な生活が今も続いています。昔より谷に伝わる、秋田県の「なまはげ」に似たお面をかぶる珍しいお祭りがあります。お面を作るお店もあり、大きいお面や小さいお面があり興味深い。 どこの村もホテルは少なく宿泊場所は限られてしまいますが、宿泊ホテルはまずはキッペル村の3星ホテルレッチベルグがおすすめ。少し古いホテルですが、食事は田舎料理でなかなか美味しいです。ブラッテン村では、3星ホテルエーデルワイスがとても親切なファミリーが経営をしていておもてなしが素晴らしい、いち押しのホテルです。またレッチェンタール最奥のファフラーアルプ村には、1つ星の小さなホテルファフラーアルプ。滞在宿泊はこの3箇所のホテルをお勧めします。




さて秘境レッチェンタールのハイキングですが、標高1376mのキッペル村と標高1419mのヴィラー村の間にロープウエイ乗り場があり、標高1969mまでのラウヒエンアルプまでは、5分も上がれば頂上駅に到着します。ここからの景色、4000m級の山々に囲まれたレッチェンタールの風景は格別です。頂上駅ラウヒエンアルプよりハイキングがスタート。右側には、ヴィラーホルン3307mやビーチホルン3934m、ブライトホルン3785m、そして最奥には、アレッチホルン4193mなど素晴らしい山々を見ることが出来ます。ハイキングコースには高山植物が咲き乱れていて心地よい。途中、小さな集落、ヴェリッツシュターフェル(weritzstafel)には、小さな教会もあります。しばらく森林に入り歩き終わるとテリスタフェール(tellistafel)1865mに集落があり2軒ほどのレストランが。美しい連山を見ながらのランチも楽しめます。このあたりから右側の道を下がって行くとブラッテン村に到着しますが、さらに左側の道を直進し、ハイキングを続けるとシュバルツゼー(黒い湖/1860m)という小さな湖にたどり着きます。シュバルツゼーを経由して標高1787mファフラーアルプまでのハイキングは、多少のアップダウンはありますがだれもが楽しめるハイキングコースで、秘境中の秘境ハイキングです。(約8km/約2時間30分/一般コース)




ファフラーアルプよりさらにラングレッチャー氷河までの氷河見学ハイキングも楽しめます。(約往復4時間/一般コース) 氷河見学後、ファフラーアルプまで戻り、小さな売店にて休憩後、宿泊ホテルまでは、ポストバスにて宿泊地ブラッテン村、キッペル村まで戻ります。ファフラーアルプのホテルで宿泊の場合は、歩いてホテルへ。 ブリークからシュピーツの移動の途中にあるゴッペンシュタイン駅からの谷、秘境レッチェンタールでのハイキングはお勧めです。 ハイキングコース ラウヒエンアルプ→ファフラーアルプ    約2時間30分 一般コース ファフラーアルプ⇔ラングレッチャー氷河  約往復4時間 一般コース




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