ヨーロッパアルプスを知り尽くしたスタッフが、自分の足で歩いて見つけたお勧めエリアの情報です！
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| アレッチ氷河を眼下に裏ユングフラウ三山＝アイガー、メンヒ、ユングフラウの意外な姿を見に行きましょう。 |
スイス中央部、2001年にアルプス初の世界自然遺産に登録されたアレッチエリア。ブリークからアンデルマット間の氷河特急が走るローヌ谷の北側の丘陵に、この地区の拠点となる村、リーダーアルプ、ベットマーアルプ、フィーシャーアルプがあります。ツェルマットと同様ガソリン車乗り入れ禁止ののどかな村に滞在して、アレッチ氷河に沿って歩く「ツール・ド・エギスホルン」周遊ハイキングはいかがでしょう？ リーダーアルプからリフトやロープウェイで展望の良い尾根・モースフルーに上がると、目前に迫るヨーロッパ最長23㎞の雄大なアレッチ氷河とアレッチホルンのパノラマが迫ります。大きく力－ブを描く氷河に沿って上流に向かうと、アレッチホルンに隠れて見えなかったアイガー、メンヒ、ユングフラウが徐々に姿を現し感動的です。カーブの途中から右に折れ点在する湖メイレンゼーを横目に、ルート上唯一のレストラン「グレッチャースチューベ」でランチ休憩も可能です。その後、長いトンネルを抜けるとローヌ谷を挟んでミシャベル山群に連なるヴァリスの山並みに風景が変わりフィーシャーアルプに至ります。
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この地方で一番のお薦めはアレッチ氷河の全景を独占できる素晴らしい「エギスホルン」の展望台です。ごつごつとした岩の上に小さな昔ながらの山小屋カフェがあるだけのとても簡素な展望スポットですが、スイスの原風景を感じさせる静かなお気に入りの場所です。ここからの景色はアレッチ氷河の上流にユングフラウ三山とユングフラウヨッホが南向きに構えています。北壁で恐れられるアイガーもメンヒと前山の脇役で控えめに並んでいます。南側から見るユングフラウ三山はもちろんマッターホルン、ヴァイスホルン、ミシャベル山群、モンブラン、ベルニナ峰まで見渡せる絶景はしばし時を忘れてしまいます。ここだけは近代化の波が押し寄せずにこのままの姿でいてほしいと願います。アレッチ氷河の末端、西側には何万年もの時間をかけて育った自然保護地域「アレッチの森」があり、枝が下向きで葉の形状が珍しいカラマツの群生など、秋には素晴らしい黄葉や珍しい狩猟風景に出会えます。四季折々のアレッチエリア、ぜひゆっくりと滞在して様々な角度からアルプスを楽しみましょう！
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