スタッフのお勧めエリア

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ヨーロッパアルプスを知り尽くしたスタッフが、自分の足で歩いて見つけたお勧めエリアの情報です!

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アルプスウェイで「泊まってみたい場所」としてTOP3に入る人気の山岳リゾート・ミューレン。崖に張り付くように佇む素朴な村はアイガー・メンヒ・ユングフラウの名峰がずらりと並ぶ絶好のロケーションです。グリンデルワルトからも日帰りハイキングが可能ですが、せっかくならミューレンに連泊して、季節と共に変わるお花畑が印象的なハイキングコースを歩いてみたいもの。お勧めコースをご紹介します。


1)アルメントフーベル展望台から出発!お手軽展望コース

アルメントフーベルはミューレンから最も近い展望台。パス提示で半額購入のケーブル代は約4フラン(約500円)とお手頃価格。手っ取り早く歩けて展望も花も楽しめるコースが点在しています。ランチやティータイムだけでも十分に景色を楽しめますがせっかくなら是非歩いてみたいもの。最短コースは「ブルメンタール(花の谷)」コース。アイガー・メンヒ・ユングフラウを前方に見晴らしの良い牧草地、シーズンの早い時期ならお花畑が広がり、まさにハイジの世界そのものです。ズッペンアルプの山岳レストランで一休みもOK!この先は樹林帯に入って途中の分岐からロープウェイ駅か鉄道駅に下るルートへ。お勧めは鉄道駅方面です。民家の畑を通り抜けたり、アルメントフーベル行のケーブル下をくぐったり。時間帯によってはケーブルのシャッターチャンスのおまけ付き!平らなパノラマコースをたどり鉄道駅でゴールです。ズッペンアルプからさらに牧草地を奥へ巻いていくとユングフラウ・エリアの北壁を順番に見ながら歩く「ノースフェイス・トレイル」へ入ります。ズッペンアルプでどちらへ行くか決断可能!シルトアルプのチーズ小屋を目指します。ここでは絞りたての新鮮なミルクやチーズ、さらには自家製サラミなどが味わえて購入も可能です。展望を楽しみながら食欲も同時に満たせるベストポイントです!さらに牧草エリアを進みシュピルボーデンアルプの山小屋レストランで早めのランチタイムのチョイスも。あとはのんびりミューレンへと下ります。北壁にまつわる歴史を紹介するパネル展示も興味深くハイカーを飽きさせません。 私のお気に入りは「マウンテン・ビュー・トレイル」です。前述の2コースと反対側の牧草地、ちょうどグリュッチュアルプからミューレン間の登山電車路線の高台を歩くので、丘の上のお花畑と三山の展望が絵葉書のように目の前に広がります。途中の分岐から下れば、牛ややぎの放牧地帯を抜けて中間駅ヴィンターレッグへ到着するショートカットコース。展望抜群のテラスが自慢のレストランでランチタイムもOK。また駅に隣接する自家製チーズショップでは新鮮なヨーグルトやアイスクリームが約1フラン(ワンコイン)で味わえ、ハイキング後のリフレッシュにもぴったりです。 さらに進んで森の中をグリュッチュアルプへ下るコースは充実感たっぷり。その日の気分次第で選べます。




2)シルトホルン展望台中間駅ビルグはとっておきの展望エリア。湖へ寄り道も!

007の撮影舞台としてユングフラウヨッホ観光に次いで人気を誇るシルトホルン展望台。殆どの観光客は乗換地点として通過してしまう中間駅のビルグは、実は写真家にはシルトホルン展望台よりも密かに人気があります。シルトホルンよりわずか300m下の2677m、改築工事が済んだばかりのスカイテラスからはちょうど目の高さで間近に三山が聳える絶好のロケーション。写真撮影にぴったりの納得ポジション。2015年は混雑しそうな予感です。レストランからの展望もランチタイムにいかがでしょうか。さらに、シルトホルンと結ぶロープウェイから見下ろしていた湖へも足を延ばしましょう。少し細めのハイキング道を下るとグラウゼーリ湖畔へ到着。1周できるようにトレイルがついており、湖の向こうにはアイガー・メンヒ・ユングフラウが並びます。湖にはアイガーとメンヒの半分ぐらいが美しく投影する立地も見逃せません。景色を楽しんだ後はビルグに戻るもよし、 健脚ハイカーならヴァッセンエッグ(WASSENEGG)の稜線伝いのスリリングで眺望抜群ルートをシルトタール(谷)へ下り「ノースフェイストレイル」に合流しミューレンへ向かいましょう。眺めも歩きも満喫できるハイキングコースです。




3)ズルワルトからロープホルン小屋へ

WITH F15号でご紹介済ですが、ラウターブルンネンから小型バスでイーゼンフルーへ向かい、小型ロープウェイでズルワルトへ。日本人観光客は殆ど来ない別天地のような静かなエリアです。三山が目の前に望めるのでここでのんびりするだけでも楽しめますがロープホルン小屋へ向かいましょう。樹林帯を登り切って展望が開けるとチーズ小屋があり、フレッシュミルクで一息ついてからまずはひっそり佇むズルスゼーへ。回りこむとアイガー・メンヒ・ユングフラウが神秘的な山上の湖の向こうに聳えます。丘を越えると三山とロープホルン小屋がすぐそこに!テラス席で展望とランチを楽しんでから下山。帰りのロープウェイは手動運転なのでご注意を!下駅の係員に連絡して待機します。





ご紹介できるコースはほんの一部分で、滞在すればするほど、どんどん楽しみ方が増えていきます。是非とっておきの楽しみ方をアレンジしてみましょう。

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