スイス南部ヴァレー地方

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スイス南部ヴァレー地方



ヴァレー州のツェルマット周辺から、モンブランのあるシャモニー周辺までは4000m峰が集中するアルプスでも標高の高い山が続く山岳地帯。ハイキングや立ち寄りに魅力溢れるお薦めスポットがつまっています。


アルプスの隠れ里、秘境アニヴィエの谷 Val d'Anivier


ローヌ谷の鉄道駅シエールからポストバスで行くアニヴィエの谷はゲルマン民族大移動の時代に住み着いたフン族の末裔が住んでいるという謂れがあり独特の生活共同体でワイン作りや暮らしぶりなどスイスの秘境です。ツェルマットとはひとつ谷を隔てただけですが、雰囲気が全く異なり、団体観光客が少なく落ち着いて魅力あるフランス語圏の谷です。ヨーロッパで一番美しい花の村「グリメンツ」からソルボワ展望台までロープウェイが新設され、谷奥のチナール氷河やモワリー氷河に迫り、マッターホルンやチナールロートホルン4000m級のハイキングコースへのアクセスも便利になりました。南斜面のティニューザ展望台から手作りタルトで有名なホテル・ヴァイスホルンを目指す惑星の道パノラマハイキングも快適です。縦横無尽、アニヴィエ側からマッターホルンやヴァイスホルンが見えるのでリピーターにお薦めです。

アニヴィエの谷に宿泊するお客様に朗報
チナールやサンリュックなどアニヴィエの谷に1泊以上宿泊すると周辺の山岳交通機関やポストバスが無料になり数々の特典がある「アニヴィエ・リベルテ」パスが配布されます。



世界遺産アレッチ氷河のパノラマ展望ハイキング Aletsch Area


ベルナーアルプスとヴァレーアルプスの間、氷河特急が走るローヌ川沿いの谷の北側の標高約2000mの台地に3つのガソリン車乗り入れ禁止のリゾートのリーダーアルプ、ベットマーアルプ、フィーシャーアルプがあります。南にはミシャベル山群やヴァイスホルンなどアルプス山脈が広がり、マッターホルンも見ることができます。ロープウェイでやリフトで北側の稜線に上がるとアレッチホルンとユングフラウ山系から流れるヨーロッパ最長23㎞のアレッチ氷河の大展望が広がります。ベットマーホルンやエッギスホルン展望台からの裏ユングフラウ3山は必見です。
アルプスウェイでは3つの村の中央にあるベットマーアルプに滞在してアレッチ氷河展望のハイキングをお薦めします。アルプ(=牧草地)が周囲に広がり静かな山上の滞在を楽しむことができます。モースフルーから氷河沿いに進みメイレンゼー経由でフィーシャーアルプに至る周遊コース、のんびり稜線歩きな足並みに合わせてさまざまな楽しみ方ができます。ブリーク駅からアンデルマットへの沿線上、メレル、ベッテン、フィーシュの各駅からロープウェイでアクセスできます。




「アルプスの真珠」氷河のサースフェー Saas Fee


ツェルマットの隣のサース谷の奥に標高1800mのサースフェーがあります。スイス国内で最高峰のドーム(4545m)をはじめ、アラリンホルンなど村を取り囲むようにミシャベル山群の名峰が連なり、フェー氷河が村迫るよう印象的なアルプスの真珠と形容されるアルプスを代表するリゾートです。ツェルマット同様にガソリン車の乗り入れ禁止で、ねずみ返しの伝統的な建築の家並みが風景に溶け込む村の風情があります。サースフェーではロープウェイと地下ケーブルでアクセスする標高3500mミッテルアラリンからは氷河が間近に迫り、回転レストランから周囲の4000m級の展望をはじめ、麓の村サースグルンドから上がるミシャベル山群を正面に望みながらハイキングの拠点にもなっているホーサース展望台等、高山植物がバリエーションに富んだハイキングコースがあります。
サースフェーに宿泊するお客様に朗報
サースフェーのホテルに1泊以上滞在の場合、サースフェーの谷内の郵便バス、ゴンドラ等ほとんどの山岳交通費が無料となる、お得で便利な「ビュルガーパス」が配布されます。




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