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ヨーロッパアルプスを知り尽くしたスタッフが、自分の足で歩いて見つけたお勧めエリアの情報です！
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| スイス東南部、スイスの奥座敷・エンガディン地方。ベルニナ山群と鮮やかな湖、色とりどりの花や植物のコントラストが生み出す特有の景観が広がるこのエリアは、ツェルマットやグリンデルワルトとは少し異なる雰囲気があります。特に鉄道世界遺産のベルニナ線や世界的なリゾート・サンモリッツを中心に、毎年リピーターからの人気が絶えません。夏のシーズン中はスタッフが常駐し、アルプスウェイが自信を持ってご案内しています。数あるハイキングコースの中でも、お勧めしたいロングコースを紹介します。 ＜ムオタスムラーユ～アルプラングアルト～パラダイス小屋往復＞ プントムラーユから赤く可愛らしいケーブルカーでムオタスムラーユ(2453m)に上がると、奥まで続くベルニナ山群と目下に広がるサンモリッツの街や湖の絶景が迎えてくれます。その展望台からハイキングスタート。しばらく岩肌を望むムラーユ谷沿いに歩き小川を渡ると、変化ある景観を楽しめる山沿いのコースが続きます。健脚の方には、１本上のセガンティーニ小屋を経由するコースがお勧め。右側は谷奥のエリアまで見通し良く、まさにセガンティーニが観て描いた光景が広がります。コース途中のベンチで景色を眺めながら休憩すると、つい時間を忘れて過ごしてしまいそう。最後は少し登りアルプラングアルトに到着。牛が放牧されるのどかな風景を過ぎ、さらに片道１時間、開かれた静かなコースをさらに奥へと進みます。最後の登りを越えるとパラダイス小屋(2500m)へ到着。小屋は陵線上に建ち、モルテラッチ氷河とベルニナ山群を近くに望む、開放的な景色が広がります。ここのテラスでランチも良いでしょう。帰りは同じコースを下るも良いですが、陵線沿いにひたすら進み、景観が良い見晴らしポイントで休憩、その後は少し急な坂を下りるとこのあたりにアルペンローゼをはじめ花がたくさん見られます。下った先で川を越えて対岸へ。タンポポが咲き乱れる花畑が広がるエリアを少し登りアルプラングアルトでゴール。ここからは冬も利用する２人乗りリフトでポントレジーナの街へ下れます。足元に広がるエンガディン地方の景観を眺めながらの空中散歩をお楽しみください。 |
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＜ムルテル～スールレイ峠～ロゼック谷＞ ゴルバッチ展望台（３３０３ｍ）に上がり、ベルニナ山群の最高峰ピッツ・ベルニナ（４０４９ｍ）の頂きをはじめとした雄大な景色を堪能。ハイキングは中間駅ムルテル（２７０９m）からスタート。スールレイ峠 （２７５５ｍ）を越えると、雄大なベルニナ山群と迫力のチェルバ氷河が目の前に現れます。峠にある池に写りこむ、逆さピッツ・ベルニナやピッツ・ロゼックの撮影も忘れずに。その後は、ロゼック氷河と谷の開放的な景観を眺めながらロゼック谷へひたすら下ります。少し急な岩場が続くので注意が必要。ロゼック谷へ降りたら、谷奥にぽつんとあるピンク色で可愛らしい小さなレストランで一息。フレンドリーなスタッフやハイカーとの交流も楽しめます。休憩後は、ハイキングも可能ですが平坦な道が続くので、静かな川のせせらぎに耳を傾けながらゆったりと、馬車に揺られてポントレジーナまで戻るのがお勧めです。 |
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